ストレスによる噛み癖の恐怖
「ストレスによる噛み癖」は、一見無意識のクセのようでいて、実は心と身体の深刻なSOSサインであることもあります。放置すると、健康・美容・人間関係にまで影響が出る恐れがあります。以下に、その「恐怖」とも言えるポイントを挙げてみます。
1. 無意識に歯を壊す:歯ぎしり・食いしばり
ストレスがたまると、無意識に歯を強く噛みしめてしまうことがあります。
これは「ブラキシズム(歯ぎしり・食いしばり)」と呼ばれるもので、
歯が削れる・割れる
歯周病の悪化
詰め物・被せ物が取れる
顎関節症(がくかんせつしょう)
などを引き起こす原因に。
2. 顔のゆがみ・エラの張り
片方の歯だけで噛むクセ(片側噛み)は、
顔の左右差(フェイスラインの非対称)
エラが張る
口角や目の高さがズレる
など、美容的な影響も。
食いしばりのクセがあると、咬筋(こうきん)という筋肉が異常に発達して、フェイスラインがゴツくなることもあります。
3. 頭痛・肩こり・首こり
噛み癖で顎に負担がかかると、首や肩、頭部の筋肉まで緊張します。
慢性的な肩こり・頭痛
めまい
顎関節の痛み
につながることもあり、日常生活に支障が出るケースも。
4. メンタル悪化の悪循環
「ストレス → 噛み癖 → 不調 → さらにストレス」という負のループに入りやすく、心身のバランスが大きく崩れる恐れがあります。
5. 噛みしめは“戦闘モード”の証
噛みしめは、自律神経でいうと**交感神経優位(緊張状態)**の表れ。
これは本来、危険から身を守る“戦闘モード”ですが、それが日常的になると、
消化不良
睡眠障害
ホルモンバランスの乱れ
など、身体全体の機能低下に繋がります。
対処法
ストレスを意識してリリース(深呼吸・瞑想・散歩など)
歯医者でマウスピースの相談
よもぎ蒸しや温熱療法でリラックス
「噛んでるかも」と気づいたら、口をゆるめる練習
整体・鍼灸で噛み癖に伴う体のゆがみを整える
医療提携エステティックサロン Salon Lena & Lena鍼灸院
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